飼い猫に何か異変が起きると、もの凄く心配になりますよね。
先月家の飼い猫が耳を痒がって鼻水が止まらなくなったので動物病院に行ってきました。
猫の症状&診察にかかる費用の不安のダブルパンチが僕を襲ってきましたよ。
動物病院って病気の診察であまり行くことがないので、いくらかかるかわからなかったんです。
もう診察終わって会計で金額聞くまで、ずっと身構えてドキドキしてました。
今回は初心で猫の耳と鼻に異常が見られる時の原因、動物病院で初心で見てもらった場合の金額を紹介しますので、是非参考にして頂ければと思います。
Contents
家の飼い猫
僕の飼い猫は元野良猫です。
家の周りに住み着いていたのですが、見る度にどこか怪我をしていたため保護した形です。
最初から人懐っこくて、少しでも近寄れば向こうから擦り寄ってくるぐらい甘えん坊だったので家に慣れるまで時間はかかりませんでした。
むしろ「これ俺の家だから、まあゆっくりしていけよ」的な態度でリラックスしてましたね。
今ではゴロゴロし過ぎて、体格が良くなっています。
何てずぶとい性格をしてるんだ。
通りで攻撃力が弱くて、防御が高いわけだ…。
あ、ポケモンネタなのでスルーして大丈夫です。
耳を痒がる時の考えられる原因
耳を痒がる猫に疑われる病気は外耳炎です。
耳の穴から鼓膜までの間の部分にできる炎症を外耳炎と言います。
原因は耳ダニ、細菌、虫や植物など異物の混入、皮膚炎のアレルギー症状など様々です。
外耳炎が発症すると、耳の中が痛痒い状態になって、頻繁に耳を掻いたり頭を大きく振るという症状が見られるので、少しでも心当たりがある場合直ぐに動物病院に行きましょう。
鼻水が止まらない時の考えられる原因
猫の鼻水が止まらない時に疑われるのは次の病気です。
動物病院の先生が言うには、鼻水は長期間放置すると慢性的な症状になるとのことなので、症状が出たら早めに受診してくださいとのことでした。
もしあなたの猫の鼻水が止まらない状態になっていたら、早急に動物病院に行って診察を受けてください。
放置すると手遅れになって治らなくなってしまいますから。
猫風邪
猫風邪は鼻水が止まらない原因の一つです。
この病気を持っていても、免疫力が高い猫の場合発症しなかったり、発症まで時間がかかったりと様々です。
人間と同じで、ストレスや体の不調で免疫力が低下している時に発症や再発が起こるので、猫の生活環境には十分配慮してあげましょう。
異物混入
鼻の中に異物が混入すると、細胞が体の外に排出しようとして鼻水を出します。
この場合異物が外に出されれば症状は改善する可能性は高いですが、異物が出ても鼻水が止まらないようであれば鼻の中が傷ついている恐れがあるので動物病院でみてもらいましょう。
鼻炎
鼻の粘膜が炎症を起こすと、粘膜が刺激されることで鼻水が出ます。
鼻炎を発症した際の鼻水は細菌の死骸が混ざることで、黄色っぽいドロドロした鼻水になります。
症状が悪化すると蓄膿症になる危険性があるので、早めに動物病院で治療を受ける必要があります。
肺炎
肺炎は猫風邪が重症になって発症することが多い病気です。
猫風邪より症状が重く、鼻水の他に食欲減少、嘔吐、呼吸の乱れなど生命の危機を感じるような症状がみられます。
飼い猫に少しでも猫風邪が疑われる場合は迷わず動物病院に駆け込んでください。
クリプトコッカス症
カビによって発症する感染症で、感染場所によって様々な症状が出ます。
感染源は鳥類の糞や汚染された土壌などで、呼吸器に感染すると鼻水が止まらないだけではなく、肺炎などの重病になる危険性もあるので早急に動物病院での治療が必要となります。
ちなみクリプトコッカス症は人や犬などにも感染するので要注意です。
耳と鼻に異常が見られる時の対処法
耳と鼻に異常が見られる場合の対処法は、すぐに動物病院に駆け込む一択です。
市販の薬で猫の鼻水を完治させるようなものは売っていません。
自然に治るだろうと甘い考えでいると、重病に発展したり鼻水が慢性的なものになって治らなくなります。
この記事を読んでいる人にはいないと思いますが、放っておけば治るだという考えを持っている人は、今すぐあなたよりも猫を大切に飼ってくれる人に譲ってください。
一つの命に対する責任を軽く見ている人に飼われる猫がかわいそうです。
動物病院に行くときに必要な物
動物病院に行く時に必要なものは以下の二つ。
- 猫用キャリーバック
- 猫用ハーネス ※必要な人だけ
最低限猫を動物病院に行く時に持ち運ぶキャリーバックがあれば大丈夫です。
ただし猫が暴れやすいタイプの場合や、あなたが移動中に猫が外に逃げ出して行方不明になるのが怖いと思っているのであればハーネスを使って予防してください。
いざ動物病院へ
僕の飼い猫の耳を痒がる症状と鼻水が止まらない症状は、家に入り始めた時はなかったです。
気づいたら症状が出ていて、元野良だった時潜伏していた病原菌が活動して病気になったのかと思ってすぐに動物病院に連れて行くことにしました。
慣れない車での移動中は、初めての経験にビックリしたのか終始目を開きっぱなしです。
それでも少し時間が経てば適応して、いつも通り寝始めてましたけどね。
この子の適応力を見習わなければと思いした。
動物病院での診察内容
動物病院での診察内容は以下の通りです。
- 体重測定
- 耳の中の洗浄
- 耳の中を道具を使って見る
- 校門に体温計を挿して測る
- 校門にめん棒みたいなのを突っ込んで寄生虫検査
- 鼻の中を目視する
- 耳を掻き過ぎないように爪切り
こんな感じでした。
診察の何が大変かというと、やっぱり猫が暴れることですね。
校門に体温計と綿棒を入れる瞬間なんて、今まで聞いたことのない鳴き声をあげてましたから。
こればかりはかわいそうでも仕方がないです。治すために動物病院に行かないわけにはいかないですから。
初診で耳と鼻を見てもらった時の金額
動物病院で診察するにあたって一番気になる金額はこの通りです。
診察料 | 800円 |
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処置料 | 800円 |
糞便検査/培養検査 | 500円 |
内用薬(14日分) | 1,200円 |
点耳薬 | 1,000円 |
オーツイヤー | 1,900円 |
消費税 | 496円 |
合計 | 6,696円 |
思ったよりも全然安かったのでホッとしました。
ネットで見ると結構ビビるような情報がチラホラあったので、結構な覚悟をして動物病院に行きましたからね。
やっぱり自分で経験してみないとダメですね。
ネットの情報ばかり信じないで、自分動いて経験しろというのが良くわかりました。
これが動物病院の経験が豊富な人にとって安いのかはわかりませんが、僕にとってこの金額を経験できたことは大きな収穫だったと思います。
動物病院で耳と鼻を見てもらう場合のまとめ
飼い猫に何か病気的な症状が出たら、迷わず動物病院に行くべきです。
猫の命のことを考えたら、お金がどうこう言ってる場合じゃありませんからね。
そもそも、いざという時にお金がなくて猫を助けられないなら最初か猫を飼うんじゃねえって話ですよ。
これは猫に異常が出てからお金のことを後回しにして、動物病院にすぐに連れて行った僕が偉いからの発言じゃありません。
飼い主として当然のことなので、一ミリも褒められることではないんです。
もしあなたの飼い猫に病気の予兆が少しでも見えたら、早急に動物病院に連れて行ってあげて下さい。
手遅れになって後悔するのは、間違いなくあなたなんですから。