どうも。タイトル通り実家が汲み取り式トイレのちびおうです。
日本全国に家が汲み取り式トイレっていう人はどのくらいいるんですかね?
僕の生まれ育った土地はど田舎という言葉がふさわしい場所で、周りに古い家が建ち並んでいますがほとんど水洗トイレらしいですよ。
失礼ですけど、ボッロボロでこれ人が住んでんの?っていう家もまさかの水洗トイレっていう家もある程です。
もしかしたら都会に住む人って汲み取り式トイレを経験したことがない人もいるんじゃないですか?
そこで今回は汲み取り式トイレ=ぼっとん便所の過酷な現状を紹介するので、話のネタの一つとして見て頂ければと思います。
※食事前は絶対に観覧しないほうがいいです
Contents
夏場はハエ生産工場になる
気温が暖かくなってくる夏場はハエが大量発生します。
ハエ自体はそんなに害はないんですが、やっぱり数がたくさんいると気分的に嫌です。
殺虫剤をいくら撒いてもソンビのように下から湧き上がってくるので、トイレの中のことを考えるととてもおぞましい気持ちになります。
手を加えないとしゃがむスタイルで用事を済ませなければいけない
僕の実家はしゃがむスタイルの汲み取り式トイレです。
座って用事を済ませるタイプのトイレにしたい場合は、そういう仕様に改造しなければなりません。
お店で簡易的なものが売っていますが、うちではトイレが狭いのに商品がデカ過ぎて入らなかった苦い思い出があります。
足腰が弱い人にとってしゃがむスタイルの和式便所は用をたすのも一苦労なんです。
汲み取った直後は家全体が汚物の匂いで包まれる
汲み取り式トイレで一番過酷な現状が、汲み取り直後の匂い問題です。
何ヶ月も熟成させた排泄物の匂いがそこから湧き上がってきて、もう家中がとんでもないことになります。
食事はもちろんのこと、その場にいることさえ苦痛な地獄になるので僕の家では汲み取り直後は100%外出します。
本当に今思い出すだけでも「うっ!」てなりますね。一種のトラウマ的存在ですよ。
溜まってくると家族の汚物を見ることになる
想像はできると思いますが、汲み取り式トイレは排泄物が溜まってくると表面がどんどん上昇します。
そうなると自分以外の排泄物がこんにちはしてくるんです。
いくら家族とは他の人の排泄物なんて見たくはないですよね?
そのため、汲み取り式トイレに入る時は絶対に下を見ないようにしなければいけません。ふと下を見て少しでも汲み取り式トイレの世界が目に入ってしまったら、相当気分が悪くなりますからね。
溜まってくると汲み取り費用がかかる
汲み取り式トイレは排泄物が溜まってくると、当然汲み取って空にしなければなりません。
僕の家の場合、一回の汲み取り費用が約 円。
年間を通して水洗式トイレとどっちが安上がりになるかわかりませんが、この金額だけを見るとなかなか高額なように思えます。
冬場雪が多すぎると汲み取りができない場合がある
汲み取り式トイレは冬場積雪量が多過ぎると汲み取りできなくなります。
その理由が雪で汲み取り口が塞がってしまうからです。
雪かきをすればそんなの解決できるじゃんて思いますが、その雪かきが大変なんですよ。汲み取りの依頼をしたとしてその日まで雪かきしても、次の日また大雪で雪かきが無駄になるパターンがあるんですから。
ちなみに大雪の日は汲み取り当日に雪かきをしても絶対に間に合いません。
汲み取り式トイレの過酷な現状まとめ
以上が汲み取り式トイレの過酷な現状になります。
僕は生まれ育った家なので汲み取り式トイレには慣れていますが、こんな家で何十年も生活なんて嫌じゃないですか?
初めて一人暮らしした時の水洗トイレのありがたみにどれだけ感動したことか…。
とりあえず今の憧れは実家のトイレが水洗トイレになることですね。正直言って汲み取り式トイレのメリットなんてないですから。