一日が48時間あったら、自分が好きなことがたくさんできるのになぁ…と思いませんか?
通常私の場合、朝起きて寝るまでに、自分の好きに使える自由時間が、2〜3時間程しかありません。一日が48時間あったらたっぷり寝れるし、趣味に時間をたっぷり使えるのになぁ…とずっと思っていました。
でも、一冊の本を読めば一日を48時間にすることは可能だったんです!
その本の名は「神・時間術」。
もちろん現実的には不可能な話ですので、体感的にという話になりますけどね。
一日を48時間にする鍵は、
「時間の使い方」
「リセット」
「集中力」
です。
今回の記事では「神・時間術」に記載されている内容をほんの一部だけ紹介します。
もしあなたが一日の時間を2倍にしたいと思っているのであれば、是非今回紹介する時間術を普段の生活に取り入れてください!
Contents
朝の脳のゴールデンタイムを有効活用する
朝起きてからの2〜3時間の間は、脳が整理されたクリーンな状態です。
脳内に余計な情報がない分、人間が最もパフォーマンスを発揮できる時間になります。
この時間帯はなるべく、勉強や書類作成などの集中力が必要な作業をするようにしてください。
かといって、普通の人はこの2〜3時間を丸々使うことはできないと思います。
朝起きてから、朝食や身支度をして会社に到着するまでで、かなり時間を使ってしまいますよね。
電車移動であれば移動時間も使えますが、車や自転車で通っている人が使える時間はせいぜい30分〜1時間程じゃないでしょうか?
その場合は、使える時間だけでも大切にしましょう。
あなたは、会社に到着してから、まず最初に何をしますか?
お茶を飲んで一息つく。
新聞を読みながらコーヒーを飲む。
始業ギリギリまで、携帯やネットサーフィンをする。
メールチェックをする。
もし、上記のようなことをしているのであれば、あなたは大馬鹿ものです。
何故最高のパフォーマンスを発揮できる時間帯にそんなことをしているんですか?
ギリギリまでダラけたいからですか?
もし、その行動にメリットがあるなら教えてください。
一日の時間を無駄にしたくないのであれば、今すぐ行動を改めるべきです!
朝起きてから2〜3時間の間は、あなたの中で一番重要な作業に使うようにしてください!
ちなみに、朝が苦手で、起きてから長時間ボーッとした状態が続いてしまう人には、解決策として以下の方法がおすすめです。
- 朝シャワー:体温や心拍数が上がることで、交感神経が刺激される。
- カーテンを開けて眠る:朝日を浴びることで、睡眠と覚醒のリズムをコントロールするセロトニンが活性化する。
- リズム運動:ウォーキングやラジオ体操などをすることで、セロトニンが活性化する。
- 朝食をよく噛んで食べる:咀嚼運動が脳を活性化させる。
朝はダラダラしたいかもしれませんが、そこはグッと我慢して、あなたのためにも朝のゴールデンタイムを有効活用してください!
- 朝起きてから2〜3時間は、記憶が整理された真っ白な状態の「脳のゴールデンタイム」
- 1日で最も集中力が高い時間帯は、朝6〜7時
- 始業直後の30分の使い方を大切にする
- 朝が苦手な人は、朝シャワー、、カーテンを開けて寝る、リズム運動、朝食の咀嚼
時間術で作った時間は自己投資の時間に使う
時間術によって作られた自由時間は、あなたの成長を促進する娯楽に使ってください。
一般的に娯楽というのは、漫画やゲームなどを思い浮かべると思いますが、実は娯楽には以下の2種類あるんです。
- 受動的娯楽:ただ時間を浪費するだけの娯楽
- 能動的娯楽:あなたの成長につながる娯楽
受動的な娯楽は、あなたがその時間に楽しむことだけを目的としており、成長にも繋がらず、何の役にも立たない娯楽になります。
一方受動的娯楽は、読書やスポーツなどがあり、自身の知識や体力に直結するので、あなたの知識や体力が上がり、スキルアップに直結します。
受動的娯楽は自己投資の時間とも言え、あなたに非常に大きなメリットを生み出してくれます。
その具体的なメリットとは、仕事効率がアップし、あなたのこなせる仕事量が増え、自由時間が生まれるという、素晴らしいスパイラルが発生するということです。
このスパイラルを一度発生させてしまえば、あなたは延々と成長し続けることができるので、時間術によって作られた時間は、自己投資に使うようにしてください。
人生は時間に限りがあります。その時間を何に使うべきかは、あなたの人生なので私が決めることはできません。
ただ、一つ言えることは、絶対に後悔のない時間の使い方をしてくださいね。戻りたくても過去には戻れないので、後悔することがあったら全て自己責任ですから。
- 時間術で手に入れた時間は、仕事に使わない
- 娯楽には「受動的娯楽」と「能動的娯楽」がある
- 成長を促してくれるのは、能動的娯楽
- 無限スパイラルを起こせば無限の成長が手に入る
昼は集中力をリセットする
昼に最大限のパフォーマンスを発揮する鍵となるのが、集中力のリセットです。
脳のゴールデンタイムも終わり、午前中必死に仕事をしたことで、脳も体も疲れて集中力が低下していきます。
そんな状態から、午後も最高のパフォーマンスを維持するには、いかに集中力をリセットできるかにかかっています。
午後は午前中よりも、労働時間が長いので仕事の効率は落ちていく一方です。
仕事の効率を上げるためにまず必要なのが、「昼休み」の有効活用になります。
昼休みで上手に集中力をリセットするために、以下のことを心掛けてください。
- 昼食は外出する
- 20〜30分の仮眠をとる
あなたは昼休みが終わって仕事に取りかかる時に、気分が乗らなくて集中できない時がありませんか?
その原因は、セロトニンが低下しているのが原因なんです。
午後からの仕事で最高のパフォーマンスを発揮するには、まずセロトニンを活性化させる必要があります。セロトニンは感情や精神の安定をコントロールする脳内物質で、集中力に大きく関わってきます。
セロトニンを活性化させる一番の方法は、昼食を外で食べることです。外食で外に出ると日光を浴びて歩きますよね?
セロトニンの活性化条件は、「日光浴」「リズム運動」「咀嚼」なので、この内二つをクリアしていることになります。
あとはよく咀嚼して食事をすれば、完璧な集中力回復術の完成です。
次に実践して欲しいのが、昼寝時間を20〜30分確保することです。
NASAの研究結果に、仮眠時間26分で仕事効率が34%、注意力が54%アップしたというものがあります。30分を超えると、時間が経過した分回復効果が低下していき、1時間を超えると脳の機能が低下してしまうので、寝過ぎは厳禁です。
寝過ぎてしまうという人は、寝る前にカフェインを取るとスッキリ起きることができますよ!
どうしても外食できないという人は、仮眠だけでもしっかりとってください。
昼食後の定期的な集中力リセット方法は以下の通りです。
- 軽めの運動
- 場所を変える
- インターバルを決める
- 5分間の仮眠
昼休みで集中力を回復しても、やはり徐々にパフォーマンスは低下していきます。そんな時は上記の方法を取り入れて、定期的に集中力をリセットするようにしましょう。
運動は1分程度の、トイレなどで屈伸運動をしたり、階段を駆け上がったりするちょっとした運動で構いません。
場所を変えるというのは、自分の席から立ち上がって、トイレやコピー機のところまで移動するだけでもいいです。
インターバルは何分間仕事をやって、何分休憩するというサイクルを設定します。
仮眠も5分間だけでも頭がスッキリします。
どの方法も手間がかからず簡単ですよね?
たったこれだけのことで集中力はリセットできるので、是非あなたもこの方法を取り入れて、一日を通して最高のパフォーマンスを発揮できるようにしてください。
- 昼休みは外食して昼寝をする
- 午後は定期的な集中力リセットが最高のパフォーマンスを引き出す
- 残業は絶対しない!仕事が終わらなかったら次の日の朝に早めに出社して終わらせる!
残業は絶対しない!仕事が終わらなかったら次の日の朝に早めに出社して終わらせる!
残業することで、あなたにメリットは何もありません。
仕事が終わらないから仕方なく残業をすることはあるかもしれませんが、残業タイムの脳は非常に仕事効率が悪い状態になっています。
その理由は、ただでさえやりたくない残業だというのに、一日働いたことで、頭の中が情報と雑念で溢れかえっているからです。
ですので、どうしても仕事が終わらなかったのであれば、次の日の朝に早く出社して、残っている仕事に取りかかることをおすすめします。
また、帰る時間を予め設定することで、その時間までに帰らなければならないという意識づけがされます。
夜はプライベートでこれをする!と、毎日予定を入れておくということを習慣化しておけば、ダラダラ仕事をすることもなくなるので、帰る時間は常に設定しましょう。
残業で一番やってはいけないことは、周りの人が帰らない雰囲気に飲まれて、あなたも会社に残り続けるということです。
自分の仕事が終わったのであれば、すぐに帰りましょう。
あなたは自分の仕事を終わらせているので、帰ることに何も疾しいことはありません。
「先に帰って後で陰口を叩かれたらどうしよう…」と思っているかもしれませんが、周りの人は特に何も考えていませんよ。
もし先に帰ったことで評価が落ちるのであれば、そんな人生の無駄使いになる会社にいない方がいいです。
あなたの人生の限られた時間は、あなたの好きに使ってください!
- 残業は集中力も、仕事の効率も上がらない
- 帰る時間を決めることで、その時間までに終わらせるという意識づけがされる
睡眠時間は絶対に削らない
一日の仕事の効率化を測りたいのであれば、睡眠時間は絶対に削らないでください。
人間は6時間睡眠でさえ、次の日の脳機能が約20パーセントも低下するという研究結果が出ています。
20%というと、8時間労働で1.6時間も多く働かなければなりません。
また、朝のゴールデンタイムに支障をきたし、一日の始まりからつまずくことになるんです。
人間の最適な睡眠時間は7〜9時間と言われているので、最低でも7時間は確保してください。
睡眠は質も大事なので、寝る前にしてはいけない行動というものがあります。
- 食事
- 飲酒
- 激しい運動
- 40℃以上の熱い風呂
- スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム
上記の行動は脳を興奮状態にするため、睡眠の質が低下してしまうので避けてください。
寝る前の2時間は、なるべく、音楽鑑賞、読書、家族・ペットとのコミュニケーションなど、あなたの体をリラックス状態にする行動を心掛けてください。
仕事の効率は睡眠が決めると言っても過言ではないので、大切にしてくださいね。
- 睡眠時間を削っても、メリットは何もない
- 最適な睡眠時間は7〜9時間
- 6時間以下の睡眠は、翌日の集中力が大幅に低下する
- 寝る前2時間前は、脳を刺激するようなことは厳禁
参考書籍の「神・時間術」
今回の記事では、「神時間術/樺沢紫苑」を参考にさせて頂きました。
私の記事では、あなたの人生を何倍にも伸ばす事は出来ません。
もし、あなたの24時間を2倍に伸ばしたいのであれば、「神・時間術」を読んでください!
この本を読めば一日を48時間にできるだけではなく、脳のパフォーマンスを最大限に引き出すことができるんです!
樺沢さんは元精神科医で、米国シカゴのイリノイ大学精神科に留学していた経験もあるため、精神科医の「医学的メソッド」×アメリカ式の超効率的な「時短術」のノウハウがあります。
もしあなたが一日を48時間にして仕事の効率を大幅に向上したいのであれば、この「神・時間術」を読んで下記の術を習得してください。
- 15・45・90の法則
- 雑念排除法
- 制限時間仕事術
- 超・朝活起床術
- 睡眠にいい生活習慣
- 寝る前15分活用術
- 寝だめ禁止令
- 成長ホルモン回復術
- 「フォーユー」仕事術
- 「今でしょ」仕事術
- 平行仕事術
- 人生を変えるリラックス時間
…etc
この一冊を読むだけで、あなたの人生が劇的に変わりますよ!
まとめ
人間の一日は化学的に伸ばすことができます。
ほとんどの人は、普通の生活をしているだけでは、時間を伸ばすどころが、人生の時間を無駄使いしている事実があるんです。私はその事実をこの本で学ぶことができました。もしこの本を読んでいなかったらと思うと、人生の大半を無駄にすることになっていたのでゾッとしています。
あなたも人生の無駄遣いをしないように、「神・時間術」を読んでください!読んで損する事は絶対にありません!むしろ読まないと人生の限られた時間を無駄に削ることになるので、取り返しがつかないことになりますよ!